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黒と白の花

​当事者の声

​500人以上の声から

2018年から始めたネット署名には1万人の賛同者があつまり、

500を超える賛同コメントが寄せられました。

そのうち30件以上はDV・虐待経験者の声でした。

メールなどで寄せられた体験談もここに公開しています。

​※随時更新

​体験談投稿はこちらから

DV・虐待被害者支援や教育関係者から

 

・私は仕事を通して、面会交流のトラブルに接します。DVやモラハラをしていた人ほど子どもとの面会交流を執拗に求め、相手方配偶者に慰謝料請求をしたり間接強制を申し立てたりします。

むしろ面会交流を応援しなければならないような人に限って子どもに負担をかけたくないなどといって、

面会交流ができなくても泣き寝入りしてしまう傾向にあります。要するに裁判所はこのおかしな事態を放置しているばかりか、むしろ助長さえしています。こんな状況で共同親権など実現させるべきではありません。

 

・DV被害者支援に関わっている者ですが、日本は公式の加害者更正プログラムがありません。民間団体が数件独自のプログラムを実施しているのみです。つまり、加害者の更正のための法制度がないという事です。

そのため、被害者は逃げ隠れするにも関わらず、加害者は野放しで自由に生活しているわけです。

共同親権として面会交流を強制させるのであれば、その面会を安全なものにするための対策をうつべきです。

 

・兵庫県伊丹市で面会した元夫が子どもを殺す事件がありました。そうでなくても離婚した責任を子ども達が感じていることがあり、面会後に問題行動を見せる子ども達を学校現場に勤務する私は見聞しています。

 

​・DV被害者支援の一環として、2015年から『DV加害者更生教育プログラム』を実施しています。
DV加害者と一口に言っても、意図的にDV行為をしている人もいれば、無意識のうちにDV行為をしてしまったという人もいます。
大切なことは、自分のDV行為について気づき、自分を変えようと努力する加害者には相応の手立てが提供されるべきだと思っています。
DV行為は生育歴の中で築かれた偏った男性優位の価値観がベースにあり、身体的暴力だけではなく、精神的暴力や経済的暴力を含むものです。
一般的には夫婦の離婚の際には、子どもの為に養育費や面会交流について合意することが望ましいと思いますが、DV行為がある夫婦間の離婚に際しては子どもへの虐待が重複することも多くあり、子どもと非監護親との面会交流は子どもの最善の利益に適うものではありません。
民法改正であたかも『原則、面会交流実施』の動きがあるようですが、民法改正は国連子どもの権利条約の理念を実現するものとしてある訳ですから、DV行為がある夫婦の離婚に際して非監護親と子どもの面会交流は原則禁止とするべきと考えます。

・仕事で、面会交流を父親から求められて苦悩する子どもを複数見ています。面会交流だけでも苦しんでいるのに、親権までもつことは危険です。精神的なものを含むDVを行った親への対処を法的に定めてから、また司法が男性優位な状況から抜け出してからの共同親権推進にするべきです。

 

 DV経験者から

 

・私は子を妊娠中に パートナーとその身内達から飲酒強要や受動喫煙、生活費の搾取、言葉の暴力だってありました。でも警察は「それくらい」とDVとして処理してくれませんでした。子を殺されるかもしれないという恐怖、私はこのまま死ぬんだなというあのおぞましい気持ちを他の人には体験して欲しくない。養育費を盾に強制面会なんかされたら子も傷ついてしまう。

 

・うちは先に子父による連れ去りがありました。ですが、それは彼がモラハラ加害者だからです。

審判で取り戻した今、共同親権になったら子父がこちらになんの相談もなくまた物のように子どもを連れて行くことも考えられます。まともな話が通じない相手もいるので共同親権には懸念しています。

選択制になっても離婚の話が出た辺りは自分は全く悪くないという彼の言い分で私も彼の支配下にいましたので言うことを聞いて共同親権を選択せざるを得なかったと思います。そしてその後も支配され続ける生活だったでしょう。

縁が切れて今本当に幸せと自由を得られたのです。共同親権には反対です。出来る家庭は制度がなくても共同養育出来ています。

 

・幼いからといって、子どもに意思がないわけではありません。確かに判断力には欠けることはあると思います。

しかし、執着心で親権を逆手に取り面会を求めたり、義務を果たさず権利ばかりを主張する親がいます。

家裁においては、心の深いところまで調査し、一人の人間として親の資質を見極めることができる専門家が必要だと思います。また事件を担当した関係者(裁判官、調査官、調停員)は、判断した責任を後々まで問われる必要があると考えます。

・DVやその他、共同親権に差し支えがある場合、単独にすることができる、など子どもの安全が最優先な制度を求めます。

 

・DVで子どもと逃げて生活してますが、まだ安心して生活は出来ていません。

子どもが健全に育つために多くの大人が関わることが肝要と思います。

 

・親と子どもは会わせるべきと言うのは分かりますが、DVがある家庭では別だと思います。

親が言い争いをしている所を見るだけでも子どもには相当のストレスがかかるし、

父親が母親を蔑んでいる場合などは、それが普通なのだと子どもに思わせてしまう可能性が高い。

DVがあると証明することも難しい場合もあります。

高学歴の父親に有りがちな外と家での態度を変えていて、見た目にはわからない程度の暴力を行う父親の場合がそうです。

DV夫に仕立て上げられた夫を見事に演じ、社会的地位も良識もあるため、裁判官や調停員はまんまと騙されてしまうのです。

裁判では証拠が全てなので、証言だけではDVは認められない現状を思い知らされ、このまま卑怯なDV夫の思い通りの現実を変えなければいけないと強く感じました。

 

・警察に事件として立件されない範囲で元夫による圧迫された生活から抜け出し、

離縁が成立してからも子どもの面談交流は必ずということで何度もその元夫との連絡や対面をせねばならず

身近な大事な人が今も苦しんでいます。共同親権が離婚後も成り立つとなると更なる苦悩が待っている、としかなりません。

日本はもっとこのキャンペーンでも指摘されている施設環境などの充実を先ずは実行して欲しいです。

 

・私も夫によるDV、借金で離婚しました。

離婚すると言ったら「お前ら家族全員の家に火をつける、殺してやる」と脅されていたのでなかなか離婚出来ませんでしたが、

女性センターに相談に行って、そのままの足で子どもを保育園と学童に迎えに行き着の身着のまま逃げて来ました。

DVによる洗脳は本当に恐ろしい。

大人でもこうなのに、子どもをそんな目に合わせてはいけないです。

暴力や罵声で威圧したり、支配する事を、絶対に許してはいけません。暴力による支配は連鎖します。

離婚が後を絶たないのは社会の責任でもあります。お互いに思いやり尊重し合う平和な社会の為にも、

このキャンペーンに賛同します。

 

・子どもが会いたくないと言っていると、いくら言っても、母親に言わされていると、良い父親を演じ、主張される。

調査官の子どもへの面会で、子どもが自分の意思できちんと父親とは会いたくないと話し、面会交流は書面のみという結果が出たが、

自分がしたことはあくまでも躾だと言い張られ、平手で叩いた事も認め、土下座させた事も認めたにも拘わらず、

4月の人事異動で判決直前に裁判官が変わり、

大量の調書も読んでいないと思われる『何で直すと言っているのに家に戻らないんですか?』という質問までされ、

物的証拠がなかったためDVだとも認められず、裁判て一体、なんなのだろうか?と。

調書を全て読む事が出来ないなら判決は読み終わるまで出さないで欲しい。そんなことならAIが全ての情報を管理すればいい。

また、裁判では、平手で顔を叩く事は躾だと。

男性の固く大きい手で叩かれたらどれほど痛いかも理解していない裁判官がそう判断を下している。

実際に叩かれてから判決出してもらいたい!裁判自体が本当におかしい!

  

・私もDV被害者です。

パートナーや子どもに感情を押しつけほぼ毎日暴力で言う事をきかせられ

1ヵ月以上顔が腫れていたり肋骨が折れるまで蹴られ ろくに病院にも通わせてもらえず

「怒られたお前が悪い」とトイレまで監視され 行き過ぎた暴力で命の危険を感じる生活を4年過ごしました。

当然 精神は異常をきたし「死んだ方が楽になれるのではないか」と考え死ねる場所を探した時期もあります。

以前から不審に思う事があります。

何故悪い事をしていない側が隠れて生活をしなければいけないのか。

(加害者を野放しにして子どもの学校付近で待ち伏せされた事もありました)

加害者の情報を警察や裁判所、役所関係などに届出ても書類上だけで

加害者に少しでも被害者の情報がばれてしまったら被害者が他県に引っ越さなければならない事など。

私と子どもが加害者から逃げる生活を始めて4年半経ちましたが 当時の生活を忘れる事が出来ません。

ニュースなどで虐待やDVの事件を聞くと今でも日本は被害者に対して冷たいと感じます。

被害者にシェルターがあるように加害者側にも何らかの施設を設置して

外部遮断出来るような事をしないと加害者は痛くも痒くも無く同じ事を繰り返すと思います。

 

・私も今現在、離婚裁判と同時に面会調停中です。

子ども達が母親に会いたく無いと言ってますが、今の司法では難しいと弁護士先生に言われております。

母親のDVの為、子ども達自らが母親に会いたいと言うまでは会わせたくないです。

一方が暴力をふるう事が原因による離婚の場合、共同親権を認めるのは日本に於いて無理があります。

加害者側は被害者から見て名実ともに犯罪者なので、

慎重というよりも被害者側の人権を貴ぶ観点から共同親権を認めない方向での議論をしてほしいものです。

 

・私も夫から身体・精神・性DVを受け、現在調停中です。

妻を殴りレイプする男に子どもを会わせなければならない苦痛を、調停員も弁護士も理解してはくれません。

会わせたくないなら養育費を貰わず縁を切っては?と言われる始末。

面会交流における子の福祉とは一体何なんでしょうか?疑問に思うことばかりなのです。

 

・元被害者として、強く賛同します。

DV加害者は、実際の暴力がなくてもフラッシュバックやPTSDの原因になり得ます。痛めつけられた被害者の健康を守ってください。

 

・元夫はギャンブルや依存症はありませんでしたが、周りからは危険であることが分かりにくく、

具体的事例を話しても「男の人ならそんなもんじゃない?」と思う程度のことしかしません。

でも、なぜか私の身に危険が及びます。

彼と一緒に居る時だけ...。そして、これがうまく第三者には説明できない(理解してもらえない)。

でも、毎日がヒヤヒヤだった。いつ、何をするかわからない。元夫はそれを「親切心」だと本気だった。

こちらが傷つく発言も、「そのくらいの『冗談』」「(私の)捉え方の問題」と笑った。

体験談にも水分補給をしない、食事をまともに与えない、競馬場へ連れて行く...などありましたが、

何が子どもにとって良くないことなのか危険なのかを理解できない人というのは、

理解しててやらない人より怖いってことを、裁判所も制度を考える人も知って欲しいし、その恐ろしさを体験してほしい。

こういうタイプの人を見抜ける人が、共同親権か単独親権か考えるべきです。

・「俺ももうすぐ親権者だからな。親権者なんだから全て平等だからな
お前が何を思おうが俺が会いたい時は子供を俺に会わせないといけなくなるし、子供が嫌がろうが泣こうがそんなの関係ないからな、俺が子供といたい時は子供も俺といなきゃいけなくなるんだぞ。それと養育費な俺も親権者なんだから俺が月の半分子供を連れて行ったら今決められてる養育費の半額な。わかったか?わかったら返事しろよ。要は共同親権になったら結婚してて都合で別の所に住んでる夫婦と同じってことだからさ。もうつべこべ言うなよ」と面会交流を行った時に言われました。
子供は心底元旦那を怖がっています。私も怖くて恐ろしくなります。
いつも無茶苦茶なことを言ってきます。海外の様に精神的虐待やモラハラや暴言や恫喝についても親権を制限したり面会を制限するような制度ができないならおかしくなってしまう家庭はたくさん出ると思います。
子供の精神だって持たないと思います。お願いいたします。

・絶対反対です。不倫とDVをされて、離婚しました。元夫は中学生になった娘が私に似てるのでイライラしたら殴るかもしれないと言っていて、離婚を決めました。そんな人に親権を渡せません。

 

・わたし自身も元夫のDVから、ひとり親家庭です。当方は幸い診断書をとり調停離婚で、面会交流はせずにすみましたが、もしあの当時面会交流に決まっていたらと思うと恐ろしくて身がすくむ思いです。どうか、やっとの思いで離れてくらせるようになる親子の幸せの為になる未来になりますように。

虐待・面前DV経験者から​

・私は、暴力を振るわれて育った子どもです。

還暦を過ぎた今でも、まだ、癒やされることがない恐怖感と傷を抱えています。

被害者を加害者に面会させる、ということは、二重の暴力であり、二次的被害を生むものです。

どうぞ、そのような二重の暴力が行われることがないように、被害者を守ってください。

 

・私も小さい頃から父親に虐待されていました。

怒鳴られながら失神するまで殴られ、今になっても記憶は消えずトラウマです。

母は離婚して3人兄弟を一人で養う事は厳しいと考え私が成人するまで我慢をしていました。

父は長期出張のためたまにしか帰ってきませんでしたが、

帰って来る時が本当に憂鬱で父の部屋の横を通る時に足音一つたてれば怒鳴られ

息を潜めながら生活していたのを今でも鮮明に覚えています。

最終的には強制的に離婚出来るよう、

夜逃げのような状態で母の知人に手伝ってもらいながら、父が出張で空けてる間に引っ越しました。

離婚した後も連絡がきて居場所を突き止めてやると脅されたり、

妹にお金と差し控えに面会を個人的にお願いしたりとただただ恐怖でした。

 

・脱サラに失敗し、典型的なアルコール依存症の危険な毒親となり、

まだ学生だった自分と弟に深いPTSDを残した元男親の顔は今でも悪夢でうなされる程です。

DVだけでなく見えない毒親の脅威は、

まだ親の元を離れられない子どもならば尚のこと、心身に重大な影響を与える恐れがあります。

「家族神話」の下に血縁家族と過ごすことが素晴らしい!ばかりが強調されることを大変危惧しています。

・亡き父がDVだったので子どもの気持ちは良く分かり辛い思いです!

親が子どもに会いたくても、子どもは会いたくないと思っているかもしれない。

子ども自身が選べるようにしてあげたい。会わなくてもいい権利もあるべき。

 

・私も物心ついた頃から長く面前DVを経験して育ちました。

直接暴力を受けた事はありませんでしたが、毎晩の様に暴れる父が恐ろしく、夜中に姉弟で窓から逃げる事もよくありました。

酒乱だった父親はだいぶ前に亡くなってますが、

子どもの頃のあの必死に逃げ怯えた記憶は普段は思い出さなくとも忘れたわけではありません。

・私もDV家庭で育ちました。母親は長期に渡る調停離婚で養育費を貰わない代わりに私たち子どもと会わせないと訴え続けてくれて父も納得、、、折れてくれたので、役13年間面会もなく会わずにすみました。振り返ると、離婚した当初は拒食症。3年ほどはリストカット男性恐怖症12年経つまでずっと憎んでいました。父と言うのも嫌なほど。しかし13年たった今、父も人間だったと少しではありますが心のどこかで許そうとする気持ちもあります。私は決して暴力を振るわれたなどはなかったですが、母に罵声を浴びせる姿を見て育ち、父と言う存在を少し分かろうとするのにこれだけの月日がたっています。13年のうちに定期的な面会があったとすると自殺していると言い切れます。大人になり、離婚後に子どもの意思を無視して会わる事が日本のDV家庭のケアの仕方だと知りました。DV家庭で育った苦しみを知らない大人が理想論を並べて親子関係の修復を、、、と言いますが、子どもは被害者です。もっと言えば、殺人未遂魔を目の前で見た被害者に、殺人未遂魔の人柄を知ってほしいと命の保証もない場所で会わせるやり方をしているのです。私はこの取り組みを応援します。どうか自分の意思ではない面会が拒否できる権利が子どもに与えられますように。

 

・法務大臣様 家族法制研究会様

6年前に両親が離婚しましたが、父親は母や私や弟にしょっちゅう怒鳴ったり罵ったり、何か面白くないことがあると当たり散らすようなそんな父親でした。モラルハラスメントでした。殴られたり蹴られたりって言うわけではなくてもモラルハラスメントや精神的虐待を何年も受けていると人間はおかしくなっていくものです。暴力なんかよりひどいかもしれません。母が私と弟を連れて家を出てくれて離れることができ、しばらくして離婚してくれてよかったと思っています。しかし、両親の離婚後に私たちを苦しめたのは父との面会でした。毎月1回母も同行して父と会わされていましたが数回続いた時点で面会交流前になると私も弟もおかしくなって児童臨床心理士の先生にかかるようになりました。その先生からの意見もあって面会交流が中断みたいになり私と弟の強い拒絶反応で面会を行わなくなりました。あのまま面会交流を続けさせられていたら自殺していたと思います。今でも父親の車と同じ車を見ると怖くなります。似たような感じの人がいると怖くなります。私はまだ高校生ですが共同親権のニュースを知り本当に冗談はやめて欲しいと思います。嫌です。怖いです。またあの父親に何か言われるなんて考えられません。私と同じような境遇の子たちが集まるようなイベントに小学生の時から何度も参加していろいろな子と友達になりましたけど、別居親に絶対に会いたくないとか怖いとか気持ち悪いとか、関わらせられることで普通ではいられなくなったり体調を崩してしまうような友達はたくさんいました。今でも同じです。共同親権になって直接関わられたり嫌な思いをしなければいけないのは私たち子供です。共同親権を大人同士で決めるのではなく子供の気持ちをきちんと聞いてもらえるようにして欲しいですし、子供の気持ちを尊重してくれるようなものでなかったらまた地獄に引き戻されるとしか思えません。別居親に本当に本心から会いたくない、関わりたくない子はたくさんいます。親権にしたって面会にしたって一番嫌な思いや怖い思いをするのは私たち子供です。子供は親を選べないと言いますけど、共同親権にする、しないを検討中なら今度こそ子供が親を選べる制度にしてください。会っておかしくなるような子達に面会を強制するような制度にはしないでください。小学生にもなれば子どもなりにも自分の意見や希望を持っています。本当に嫌がっているような子たちは別居親と関わらなくても会わなくてもいいような制度を是非検討してくださいお願いします。
虐待をしてくるような親とは一切関わらなくてもいいような制度にしてください、精神的な虐待や言葉の暴力やモラハラなども虐待として厳しくしてください。言葉の暴力やモラハラは本当に心を壊してしまうんです。暗い子になってしまうんです。そういう親も遠ざけてもらえるような共同親権にしてください。お願いします。親権制度でも面会でも嫌な思いをするのは子供です。子供の意見をよく聞いて最優先にしてもらえるような家族法の改善を願っています。

 

・法務省家族法研究会御中

選挙権も無い高校生の意見など聞いていただけないのかもしれませんが分かっていただきたいと思いコメントさせて頂きます。
私の大嫌いな日:第2 第4 土曜日
私の大嫌いな言葉:面会交流、俺は俺、子供のくせに・・・
私の大嫌いな人:独りよがりな人、自分は正しいと思い込む人、押し付ける人
        人にお前っていう人、大声の人
私がまだ小学生の頃、父は毎日のように母親のやることなすこと文句を言い、怒鳴ったり威圧したり死ねと言ったりして家の雰囲気は最悪でした。
私が母をかばったり父に対して文句を言えば私にも容赦なく怒鳴り散らし、母に対して「お前が育てるとこういう生意気な子供になるんだ、お前に似てきたらこいつの人生も知れてるな」みたいなことを言うので私も何も言えなくなっていました。毎日毎日やることなすこと否定されて怒鳴られていた母親は明らかにおかしくなっていきました。突然涙を流したり食べれなくなって痩せてきて、死んでしまうのではないかと子供ながらに思いました。ある日の下校中に私は交番に行って警察官に「お父さんがママを毎日いじめてるママ死んじゃうかもしれない。おまわりさんパパに注意してください」と言いに行きました。おまわりさんは「パパはママをたたいたりしてる?ママは怪我してる?」と言ってきて「たたいたり怪我はないけどいじめてる」と言うと「それは夫婦げんかっていうんだよ大丈夫だから早く帰りなさい」と言われ相手にされませんでしたが家や名前を聞かれていたので何故かその日の夕方家に来て父と母に私が言ったことを伝えて帰って行きました。その後の父の私への説教と言うか暴言は凄かったです。母にも長い間怒鳴り散らし「お前が言わせたんだろ」とか言っていました。その後すぐに夏休みだったので私から母に「もうここにいるのやめよ、ママはパパと居たいの?あんなパパはいらないよ」と言いました。母も数日間悩んだみたいですけど結局母と私で逃げ出して両親は離婚しました。
その後の面会交流が私には地獄でした。第2第4土曜日に母も一緒に会うのですが公共の場で食事をしていても私と母の何かが父の癇に障ると声が大きくなり怒鳴ってみたりお前呼ばわりし「子供のくせに・・・親に向かって・・・お前らは・・・しとけばいいんだたまに会うのに気分悪くさせんな。間違ってんのはお前だろうが。」となるし車に乗っていても周囲の車が気に食わないとクラクション鳴らして追いかけて信号で横に停まって窓を開けて怒鳴り散らしたり、「もうやめてよ恥ずかしいよ」って言っても「うるせーお前は黙っとけあいつが悪いんだろうが」って感じでした。数回だけ母抜きで会わされたこともありましたが、パチンコ屋さんに連れて行かれてお前この台で打っとけってお金を渡されて父は離れた台で打って儲けて上機嫌な父とパチンコ屋さんのフードコーナーで食事をしながら母や祖父母の悪口をさんざん言われておしまいでした。第2第4土曜日の前になると眠れなかったり気持ち悪くなったり暗い気持ちになったり落ち着いていられなかったりして母に何度も行きたくないとは言いましたが「決められていることだし守らないといけないことになってるから月に2回だけ我慢してお願い。塾とか行きたいでしょ。塾代とかはお父さんが払ってるんだよ。」と言われてずっと続きましたが私はあんな人を父親とは思っていませんでしたし、事故にでも遭ってくれないかなとも思っていました。あの面会交流は私にとってマイナスしかありませんでした。何のプラスにもなりませんでした。高校生になった今は私からきっぱり拒否して認められ、会わなくてもよくなりましたが第2第4土曜日だと思うと気持ち悪くなったりします。
ネットや新聞で共同親権とか面会を増やせとかいろいろなニュースを目にしますが、子供の気持ちとか意見とか全く関係なく大人がこうだああだと勝手なことを言っているようにしか思えません。嫌いで仕方が無い親と親だけの話し合いで親の都合で会わせられるのは子供です。子供にだってせっかくの学校の休みにやりたいことだって遊びたい友達だっています。読みたい本だって観たいテレビだってあります。そこを犠牲にしてマイナスしか無い面会を強いられる子供の気持ちを考えたことがありますか?
殴られたり怪我させられたりしなくてもしょっちゅう子供や片親に当たり散らして乱暴なことを言って自分の考えと違うことを言う片親や子供をゴミクズみたいに言って長時間ののしるような説教をする行為はたまの暴力なんかよりもよっぽど強烈な虐待だと思うし心が病んできて自分があの人の子供だということで自分もおかしな人間なんじゃないかなんていう気持ちになります。

何を本気でお伝えしたいかと申しますと、
●殴ったり怪我をさせたということだけを重要視するのではなく、精神的な虐待についてももっともっと重要視していただきたいということ、精神的な虐待を行ったような親と子供を近づけないで欲しいということです。
●離婚した親と子供の面会交流で会うのは子供です。会いたくない親との面会交流程苦痛で気が狂いそうになるものはありません。何で子供の意見を聞くとかしないで月に何回とか決められるんですか?やられた自分としては自分の気持ちを無視した拷問を月に2回もされた気分です。親権でも面会でも子供の意見をもっともっと大切にしてください。
●「子供はどちらの親にも会いたいに決まっている。」これは楽しく平和な家庭で育って悲惨な家庭を知らない大人の思い込みです。本心から会いたくないと思っている子供だって沢山います。会うことがマイナスにしかならない子供だって沢山います。小学生にもなれば子供だっていろいろ分かってくるし自分の意思だってあります。子供の意見を聞いて尊重してください。
●離婚した家庭の子供が両親との交流時間が多いほど子供にとって良いなんて勝手に決めて猪突猛進しないでください。

私は両親が離婚してくれてよかったと思っています。そして離婚後に勝手に決められた面会交流はマイナスでしかありませんでした。

是非とも真剣に慎重に時間をかけて子供の身になっていろいろなことをやるやらないの決断をしていただきたいです。

・妹が父親から虐待されていました。
他にも理由は有りますが、両親は離婚。
自分と妹は母の元でくらすことになりましたが、父親がこちらが拒絶するにも関わらずストーカー化して空いに来たり、鬼のような電話をするようになりました。
あの時の怒りや恐怖は忘れられません。
子供の意思を何よりも尊重して欲しいです。

​・僕は大学一年生です。両親は僕と弟が小学校低学年の時に離婚しました。
毎日のように父親を怒鳴りつけ物に当たり散らし僕らに父親の悪口を言い聞かせ父親のことをかばうようなことを言えばたたかれ睨まれ、父親と同じことを言えば「あいつに似てきたね!最悪だわあんた!」と言って数時間無視される。そんな生活が続いて僕も弟も母親の顔色ばっかり気にして生活していて父が帰る前の家に帰るのが本当に嫌でした。
ある日父と母から「別々に暮らすことにした」「お父さんは仕事で朝から夕方までいないからお母さんと暮らすんだよ。お父さんには休みには会えるからね」と母からは笑顔で父からは涙を流しながら言われたのを覚えています。弟も僕も大泣きでした泣きながら「お父さんといたい」
「仕事でいなくてもいいからお留守番するからお父さんといたい」「お父さんいなくならないで」と吐いてしまうくらい泣き続けました。
その時も母親はすごい顔して睨んで「子供は親が離婚したら母親と暮らすことになってんだから諦めなさい。もう決まったの」と怒鳴られ、父親はずっと泣きながら「ごめんな」と何回も言って横にいてくれました。
その後いろいろあって結局父親が親権者で父親と暮らせることになったんですけど本当に嬉しかったのと同時にすごい安心感がありました。
そして母親がいなくなるという本来悲しいことがとても嬉しいことでした。
そして親が離婚して母親がいない生活がとても楽しいものになりました。自分の家に帰るのに変に緊張したり休みにいつ母親が父親を怒鳴りだすかと気にする必要もなくなってまさに平和な生活って感じでした。
母親とは月に1~2回会っていましたが僕らがお願いして毎回父親と一緒に4人で会っていました。その面会交流でも母の態度は酷いものでした。たまの面会交流が苦痛でした。高学年になってからは部活もあったり習い事もあったりで会わなくなりました。会わなくていいようにそれほどやりたくない習い事を「やりたい」といってやらせてもらったりしていたりもしました。父親は「たまには会いに行こうよ会わなくていいのか」ってよく聞いてきましたけど本当に会いたくなかったんです。
今でも親が離婚してくれてよかった、父親が親権者になってくれてよかったと弟と話しています。会わなくなった今でも母親が父親を怒鳴っている時の顔や僕らに対して酷いことを言ってきたりしてきた時の母親の顔をしょっちゅう思い出したり夢にみたりします。
もしもあの時代に共同親権があったらと思うとゾッとします。母親がずけずけと家に来て無茶苦茶なことをいう生活が続いていたら僕も弟もおかしくなっていたかもしれません。父親抜きで会わなければいけない状況だったら気が狂っていたかもしれません。高校生にだって大学生にだってなれていなかったかもしれません。中学生くらいで登校拒否にでもなっていたような気がします。
最近共同親権のニュースを見て、自分達は単独親権だったから母親とは距離を置くことができて父親も穏やかでいられて今の幸せがあるんだと思いました。
母親から酷い暴力があったり怪我をさせられたりしたわけではありませんでしたが、毎日家に帰るのに覚悟がいるような母親の振る舞いは耐え難いものでした。
虐待や酷いことをしたり言ったりする側の親に連れて行かれてしまったような人たちは共同親権を望むと思いますしその気持ちはよくわかりますが単独親権に守ってもらえている、単独親権だから明るく暮らしていけている人たちだってたっくさんいると思います。
何でもかんでも共同親権にしようみたいな、単独親権は悪だ見たいな今の風潮にはすごく不安を覚えます。
単独親権は必要です。

 

海外在住の方から

・米国在住です。
日本では家族法の改正を検討中のようですが、慎重に検討すべきです。
共同親権や共同養育を進めていく上ではよほどしっかりとした仕組みや体制を構築した後で行うべきです。
米国でもカナダでもそしてヨーロッパ諸国でも別居や離婚された実夫による子供や母親への危害行為が後を絶ちません。
家族法の再検討、家族法の再改正を迫られてもいますし制限をかける条件を見直してもいます。カナダは来年3月に法改正を実施します。ヨーロッパでも子供を連れて逃げなくても大丈夫、精神的虐待でもハラスメントでも通報を受ければ守りますというスタンスからまずは躊躇せず逃げてくださいに変わってきています。
共同親権、共同養育と言うのは簡単ですがそれらの国々では日本とは比べ物にならないくらい様々な仕組みや規則がありますし、虐待やDVのとらえ方も罰則も日本とは差がありすぎます。そんな状況の中で共同親権や共同養育の制度化のみを急げば米国やカナダやヨーロッパの国々など比ではないくらいに子供や同居親が被害に遭う事件が起こることは間違いありません。
日本が海外諸国から子供の連れ去りについて抗議されていることについては、米国をはじめ各国の空港の航空会社カウンターや搭乗口で日本人の子連れ旅客についての配偶者の出国同意書確認の徹底や配偶者への電話による出国同意確認を徹底することでほぼ抑えることができると思います。特に日系航空会社はチェックを徹底していません。

日本は別居も離婚もほぼ当事者任せで子供がいようがいなかろうが離婚届を提出したら離婚が成立してしまう、調停や裁判離婚は1割程度というところが大きな問題です。共同親権を採用している国々では様々な理由で別居をしたい親に対するサポートがあります。別居開始時から仲介役、弁護士等が入って話し合いを行います。子供がいればチャイルドカウンセラーも入り別居中から主たる居住場所・監護方法・交流方法について早急に決定されます。
別居の理由にドメスティックバイオレンス(身体的、精神的、ハラスメント)や子供への虐待(身体的、精神的)があっても子供(自らの考えを述べることが可能な概ね7~8歳以上)
が希望する場合には加害親との交流も認められますが、子供が恐怖心を抱いていたり拒否感が強い場合やすでに加害親が原因でカウンセリング等を受けている子供であるケースでは加害親との直接交流は認められず、間接交流や交流無しとなりますし親権剥奪や監護権剥奪や両権利剥奪なども容赦なく行われます。しかし決定後もカウンセリングの継続が指示され、子供の気持ちが変わった場合には改めて養育や交流方法が話し合われます。
日本に足りないのは別居時からのこのようなサポートがなく離婚まで個人任せという点だと思います。
米国やカナダで問題となり、事件が多いのは7~8歳未満の子供がいる場合です。もちろん別居や離婚の意思があっても両親の関係、親子の関係が良好である場合には何の問題ありませんが、両親の葛藤が高く、親権や監護権や交流権についての争いがある場合はかなり慎重な判断をするような仕組みがなければ、子供が明確に意見を述べることができない、意見を述べる機会さえ十分に与えられないために両親の力関係やお互いの代理人の手腕次第や調停官や裁判官の当たりはずれによって本来与えるべきではない親に与えるべきではない権利が与えられて子供が大怪我をさせられる、殺害されるという結果になります。そのような事件が日本とは比にならない程多発しています。
特に親や子供がドメスティックバイオレンスや虐待やハラスメントを訴えている場合には慎重に慎重を期した対応が必要となります。

米国でもカナダでもドメスティックバイオレンスや虐待やハラスメントの区別なく養育や交流については深刻な問題として扱われます。被害者が受けているダメージは周囲が決めることではありません。どのようなダメージを受けるか、死にたいと思うほどに追い詰められるか、加害者に会うだけでも正気が保てなくなるかは個々で違うからです。ここまではいいけどここからは駄目と一律に線引きできる問題ではないという考えの元で被害親や子供の意見を加害親不在の場で良く聞き、加害親へは親権も監護権も一切与えない、部分的な親権は与えても監護権や交流権は与えない、交流権は与えるが月に1度監護親同席の元で施設において数時間のみ等の決定になることも非常に多いです。

日本の方々のサイトなどでの意見を拝見していると政治家や弁護士までもが大きな勘違いをされています。危険で怖いです。米国では離婚後も無条件に共同親権で養育時間も半々でフレンドリーペアレントルールによって相手の養育や交流に寛大な方の親に多くの権利が付与されると多くの方々が発言されていますが、それは別居時、離婚時から両親に問題がなく話し合える関係性が維持され子供がどちらの親も慕っている場合です。裁判所で様々な説得をされることもなく、裁判にもならず自ら話し合って養育計画を作成してくるような方々のみです。そしてそのような判断を一度受けた家族であってもどちらかの親が約束違反をしたり、一方の親のことを子供に悪く言ったり、教育上望ましくない言動があったと片親から申し出があればすぐに制限がかかり再度裁判所での話し合いとなります。
別居時から葛藤が高かったりまともに話し合える状態でなかったり、何よりも子供が望まなければ初めから様々な制限のついたものになります。ドメスティックバイオレンス(身体的、精神的、ハラスメント)や子供への虐待(身体的、精神的)や別居中からの養育費不払いや滞納や決定額を勝手に減額して支払ったりがあればほぼ権利は与えられません。
米国やカナダでは全て共同親権と思っていらっしゃるようですが、現実は年間の親権剥奪や親権制限、監護権剥奪や制限の決定が何万件もあり単独親権になっています。

日本でも今後共同親権を認めたり、面会交流の充実を検討するのであれば、与えるべく親子に適切に与えられるようにしなければ全く子供のためのものにならないばかりか害にしかなりません。米国やカナダの家族法では改良に改良を重ねてきたとは言え、まだまだ目を覆いたくなるような事件が多発して更なる改良を余儀なくされている状況です。海外で起こっている問題点、現在海外ではどのような改良を行おうとしているのかをよく研究して海外のような問題が起こりにくいような対策を施したものを導入していくべきだと思います。
日本でもまずは、協議離婚の禁止、別居を希望する方に対するサポート、別居時からの面会交流や養育費の迅速な決定サポート、ある程度の年齢(可能であれば6歳以上)の子供の希望や意思を確認して親権や養育や面会に適用し望む子供はできるだけ交流させ、望まない子供は無理やり交流させようとしない制度、面会で問題が生じた場合に窓口への通報で即面会を止めて再度裁判所で話し合いをさせる制度、甘すぎるドメスティックバイオレンス(身体的、精神的、ハラスメント)や虐待(身体的、精神的)に対する対応や罰則の大幅強化、他国のような婚姻費や養育費不払い、滞納、勝手な減額の刑事罰化を早急に行うべきです。

現在のような状況のままで共同親権、共同養育を制度化してしまうことは多くの子供たちを不幸にしてしまうだけです。

 

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