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​当事者の声

署名を集める中で500件以上のコメントと体験談を頂きました。ここに一部を紹介します。
 

離婚後、養育費と面会の取り決めをしましたが、遂行されたのは最初の2〜3回で、支払いも遅れたり、面会の約束(アルコールを飲まない(アルコール依存症だった)、車を運転しない(事故を起こしたことがある)、門限21時など)を守らなかったり、水分補給や食事をきちんと取らせなかったり、競馬場に連れて行ったり、財布を失くすなど、こちらの想像の斜め上を行くような不適切な行動ばかりで気が気でありませんでした。

養育費が止まり、他にも、私の資産の名義をこっそり書き換えていたのと、私の親族、認知症の始まった祖母に、まだ離婚していないように見せかけてお金を無心していたのが発覚したことを機に、面会もやめることにしました。

元夫は、数々の不正を指摘されると返事がなくなりましたが、しばらくすると何事もなかったかのように子供に会わせることを要求し、家に押しかけてきたり、誕生日やクリスマスにはプレゼントを勝手にドアノブにかけていきました。

養育費を払わず、搾取したお金でプレゼントなんて到底受け入れられません。

警察に相談しても、身体的な暴力や怒鳴るなどのモラハラとは違い、「極度にだらしなく不誠実で危機管理能力がなく、家族に危険を及ぼす」という恐怖と実害はなかなかわかってもらえませんでした。

でも、あの人と一緒にいると本当に命の危険があるのです。

寝ている時にボヤを起こされたり、子供と一緒にお風呂に入ったものの、湯船の中で寝ていて、子供が溺れそうになっていたこともありました。子供に間違った薬を飲ませようとしたこともあります。どれも間一髪で私が助けました。

信じられないことに、ギャン泣きしている子供が目の前にいるのに平気で寝ているんです。外でもです。通行人に笑われたり、心配されたことも何度もあります。「旦那さん疲れてるんじゃない?奥さんが頑張らないと」となぜか私が責められることもありました。私の方がよっぽど寝てないし働いています。

二人いれば本来は二馬力になるはずなのに、ろくに家事や育児に参加しないどころか、こちらの足を引っ張り命に関わるミスを平気でし、反省もない。何をしでかすかわからないので、私は家のことや子育てをやりつつも常に夫の行動を予測したり見張ったり、異変がないか全方位に神経を研ぎ澄ませていなければならず、それでも想像もつかないことや裏切りがたびたび起きて疲れ切り、極限状況でした。振り返ってもあの頃をよく生き延びられたと思います。

絶縁宣言をしてから、夫との接触を避けてほぼ引きこもって過ごし、半年後にやっと引っ越すことができたので同時に住民票の閲覧を制限し、今に至ります。

今の生活はものすごく楽で幸せです。養育費がないのも一人で全部やることも、以前の地獄に比べたらなんでもないです。

子供は、ほとんど記憶がありません。

知人伝いの噂によると、元夫は、自分の都合の悪いことは言わず、私が連れ去ったと主張しているようです。養育費も払うつもりでいると。

口がうまいので周りは信じてしまっていて、私が鬼のように思われていますが、もういいです。好きに言いふらせばいい。関わりたくありません。疲れました。養育費と引き換えに命を脅かされたくないです。

共同親権になってもDVの場合は別だから大丈夫、などと言ってる推進派の人達がいますが、私のようなケースはDVと認められるのでしょうか。警察に相談しても難しいと言われたし、相談員の方には、協力しあって…などと全然話が通じませんでした。

裁判で戦う余裕もありません。

そもそもどうして離婚に至り、どうして逃げなければならなかったのかを推進派の人達は想像して欲しいです。

協力的で誠実な人だったら、逃げるメリットなんてないです。

以前の住処も人間関係も捨てて、子供だけでも守らなければならなかった、致し方ない理由があるのです。

多くは望みません。子供達とこの穏やかな暮らしをどうか続けさせてください。お願いします。

私の娘は私の元夫=実の父親 より性的・精神的虐待を受けていました。 婚姻中は私への精神的・経済的・身体的暴力があり、心身ともに疲弊していたので娘への数々の行為も「愛情表現の一種だろう」と思い込んでいました。 また周囲の人に相談したところ、同じように言われたこともあり疑問に思いつつも「まさか」の気持ちが大きかったのが事実です。

ですがある日、娘に保育所からの帰り道に 「誰にも言わないで。もうパパにキスされたり体触られたりするのが嫌なんだ」と言われました。 恐らく誰もいない、自転車で二人きりだったから娘は言えたのでしょう。 それよりこんな風に娘が思っていたこと、助けてあげられなかったことに対して自分を恥じました。

それから改善してほしく元夫に意見をしたことも多々ありましたが 「そんな目で見るお前が異常だ」「俺と娘を仲違いさせたいんだろう」 などと言って取り合ってはもらえませんでした。 毎晩毎晩、父親に体を触られる度、抵抗する娘の叫び声を聞いて娘に覆いかぶさって「やめて!」と懇願しても全く分かってもらえないのです。

娘の抵抗が激しくなればなるほど元夫は精神的に娘を支配するようになりました。

「ママは何もできない」「パパのいうことを聞いておけば大丈夫」 「人は痩せていて髪が長くなければいけないのだ」等々、また性的な行為もエスカレートしていきました。

そのうち娘はご飯を食べなくなりました。 後に娘に言われました。「パパのいうことをきかないといじめられるから」

その他様々なことがあり私は娘を連れて家を出ました。それから一度も娘と元夫は会っていません。

今までの出来事から今は会わせられないと思っていました。 でも一度娘に聞いたことがあります。実家に避難して二週間後ぐらいのことです。

「ママが無理やり連れてきちゃったのかな?」と。

そうすると娘は 「私は私がここに来たくて来た。それは誰が言ってるの?パパなのか?だったらはっきり言うから今すぐ電話をかけて!ママも私もあんなにいじめられていたのに戻りたいの?私は嫌だ!」 と言いました。 私の娘は幼いながらもしっかりと意志をもって物事をはっきり言うタイプだったのかもしれません。 でも様々な方に言われました。 「お母さんが守ってくれたから安心して自分の気持ちを言えるようになったんですよ」と。

今、親子断絶防止法から始まり共同親権を実現させようとする動きがあると聞きます。 共同親権のメリットとして「例え離婚しても両親は両親だ」とか 「共同親権が実現されれば児童虐待の発見・防止に有効」 といった意見も多々見受けます。 ですが私と娘のようにまさに児童虐待・暴力の世界から命からがら逃げ伸びた者からすれば共同親権になりまた相手と接触せねばならない可能性が出てくることは恐怖でしかありません。 そして果たして娘に対して上記のような行為を行い、また離婚時には「もう関係ないんだから連絡はしてくるな」とまで言った元夫は果たして親権を持つにふさわしい人間でしょうか? それともそんな風に元夫をさせたのはあなただと言う方もいらっしゃるのでしょうか?

歪んだ愛情はまた歪んだ人格を育てます。 私は娘のケアプログラムを担当してくださった臨床心理士さんにケア最後の日にこう言われました。

「娘さんは今やっと子供らしく、心から生活を楽しんでいる。一年間で変わりました。ですから これからもこのままのびのびと育ててあげてください。昔のことは忘れさせてあげてください」

共同親権推進派の方はきっと私のこの話にもいろいろと反論されることでしょう。 ただ例え親でも会わないほうが幸せなこともあるのです。 そして今娘は本当に明るく朗らかに人生を満喫しています。

私の娘も父親と会わなくなり八年です。 共同親権の問題に関わる議員さんや有識者の方々のご意見には「DV被害者にも考慮する」と仰っているかたもいらっしゃいますが、きちんとしたシステムが構築されず、共同親権が実現された場合、もし娘が父親と会わなければならない事態が起こった場合に娘の精神状態はどうなるのか予想もつきません。 共同親権の実現を是が非でもとおっしゃている方々はもしそうなったときは私たちのような 者にたいしては何らかのケアができる方法もお考えになっておられるのでしょうか?

八年経っていますか今から虐待を立証することは困難です。虐待があったと証明できない場合はどうなるのでしょうか?私は自分のDV相談に出向いた警察署で思いがけずこのように言われました。

「あなたの夫が娘さんに行っていることは強制わいせつ罪です。このような人物は検挙しなければなりません。出来れば被害届を出してほしい。でなければ不幸な事件に発展する可能性もあります。ですがそのためにはもう一度娘さんを元の居住地に連れて行き、現場となった自宅でいろいろなことを訊かなくてはなりません。辛い記憶を呼び起こすことになります。このことをよく考えてください。我々はいつでも動きます。後はお母さんの決断です。」

私は考え抜いて「被害届を出さない」決断をしました。 娘の気持ちを考えてのことです。そして娘の心のケアを優先させました。 虐待の確たる証拠を得るためには時に重いリスクも伴うのです。

「DVや虐待があれば警察にいって検挙してもらえばいい」 「それをしないのはほんとはそんなことはなかったのだろう」 これもよく見受ける意見です。

ですが先に書いたことが現実です。

最後になりますが私はこれまで お子さんを連れ去られた方、お子さんを連れて避難した方、お子さんを別居親に会わせたいが拒否されている方、お子さん自身が会いたくないと拒否されている方、お子さんにいつか会いたいと願いながら叶わなかった方・・・様々な状況の方々に出会いました。

そして私は八年前、様々な方の力を借りて最後は自分の力で子供を守りました。本気で娘を壊そうとする相手と対峙しました。なぜならその頃は私が動くことでしか娘を守れなかったからです。 その時に私を後押ししてくださった方はお子さんと断絶させられた方でした。 その方からいただいた言葉は 「今すぐ娘さんを連れて逃げてください」 でした。

共同親権が実現されれば救われる親子がいることも承知しております。しかしより困難な状態になる親子がいるのも事実です。 私は日本が諸外国から遅れているからこそまずは諸外国のように離婚する夫婦とその子供に対して 安心安全な環境が提供できるシステムを構築することが先決だと考えます。 それからの「共同親権」への移行でも決して遅くはないと思います。

「共同親権」へと移行しようとする動きの中心にいらっしゃる方々には どうか様々な状況の方々から意見を吸い上げすべての親子にマッチしたものは難しいかもしれませんが真に子供が伸び伸びと安心して暮らせる環境を目指していただけたらと切に願います。


昨年12月に離婚したシングルマザーです。 子供と私は暴力により、支援措置を受けており、住所は秘匿になっております。

婚姻時私に対しての暴力で元夫は二度と逮捕されましたが、二度とも、被害届を取り下げてしまい、起訴はされておりません。 子供を、抱いている私に向かい、大きなゆりかごを投げつけてきたり、子供がつかまり立ちになりテレビにくっついてテレビを見ていたら、「ちけーんだよ」と言って、何度も物を投げつけたり、冬でも扁平足になるという持論の元、靴下を子供に履かせてくれなかったり、面会の時には動物園で子供をクマの柵の中に入れたり、子供の尻を何十回も蹴飛ばし転ぶ子供を見てケラケラ笑たり、 別居中も突然婚姻費用が払われなくなったり 書ききれませんが、様々な虐待をしてきたにも関わらず、虐待をした事など一度もないと、一度面会交流ができなかっただけで、慰謝料を請求する。法的手段に移行するという書面が代理人を通じて私の弁護士の元にファックスを送ってきました。

子供の通う保育園にも事情を説明して、行事には参加を認めない書面を作成していただいたのですが、元夫の代理人からの書面には支援措置は正当な理由でない。というような文言さえ入っておりました。

私自身もDVにあってから、適応障害になり、毎回元夫から、メールが来るたび手が震えたり眠れず仕事に行く気力さえなくしてしまう事もあります。

こういった中でも面会をしなくてはならない。毎月毎月ビクビクして生きていかなければならない。 こういった面会は子供にとってもいい影響は与えないと思います。

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