私について
■自己紹介 これまでの活動・取り組み
お招きありがとうございます。お願いします。
「よだかれん」、ひらがな5文字で「よだかれん」と申します。
愛知県豊橋市出身の恥ずかしながら50歳。
でも「人生まだまだこれからよ!」っていうことで、参議院選挙にれいわ新選組より立候補しております。これまで、ミュージカル俳優・ダンサー・行政書士、そして新宿区議会議員と経験しても参りましたので、それらの経歴のすべてを、今度は国会で活かしていきたい。
日本中の皆さんのちいさき声をすくいあげて、その想いを大きな声で国会に届けてまいります。
よだかれんです。よろしくお願いいたします。
これまでの経歴との関係ですね。
DV被害者の皆さんとの関係って言うと、やっぱり新宿区議会議員時代に皆さんにお声がけいただいて、
議会で取り上げた学校での面会交流が強制されるということについて危機感を抱いて、
議会質問をして、新宿区では決してそのようなことが行われないようにということもして参りました。
支援措置についても、今ハードルをあげようという人々もおりますので、
そうした声に負けないように、ハードル低く、
女性たちが安心して使える制度にということを訴えております。
それからDV法改正という流れの中で訴えているのが、
身体的暴力だけがDVではないんだっていうことを、強く、様々な現場でお伝えしています。
精神的な暴力・性的な暴力・子どもを使った暴力・経済的な暴力、
いろんな形の暴力があるんだっていうのを、
日本中の皆さんに知って頂こうという活動をしておりますので、引き続きその声を届けて、
また法律上に明記されないと、いつまでたっても家庭裁判所とかそうした公的な機関で
身体的暴力以外の暴力というものがDVとして認められにくい環境にあるので、
そういった土壌も作り上げていきたいと思って活動しております。以上です。
■虐待を防ぐには?
はい、れいわ新選組が積極財政というものを訴えているんですね。
簡単に言うと、大企業や富裕層に有利な税制などを行うのではなくて、
あくまでも困ってる人達を助けるために税金は使うべきだという考え方です。
例えば、暴力って貧困問題から起こることとかもすごく多いと思うので、
まずはとにかく経済的に困窮する子どもがいるご家庭の中で、
ひとり親であろうと、二人親御さんが揃っている家庭であろうと、
とにかく経済的な貧困に陥らないようにという支援を充実させていきたいと思っています。
「衣食足りて礼節を知る」じゃないですけど、まずは経済的な環境を整えて、
昔は三世代同居とかでいろんな人の手があって子育てをできる状態があったのが、
今、ワンオペとか、一世代のすごく大きな負担の中で子育てをしなければいけない
環境になってると思うので、そうした環境も支援していく。
孤独に陥らない、よく「こそだて」って「孤独」の「孤」に「育て」で「孤育て」って言いますけど、
そうした状態を生み出さないということも大切なのかなと思ってます。
私が気をつけなきゃいけないのが、自分自身が子どもを育てた経験がないので、
そうした経験のなさっていうものを、実際の子育てをしているみなさんからの声を聞きながら、
そうした声を大切に活かして、まさにちいさき声をすくいあげて、
その想いを大きな声で国会に届けて制度や法律に反映させられたら、
皆さんに喜んでいただけるんじゃないかなって思ってます。
■れいわ新選組の議員が受講しているという
加害者更生プログラムについて
これがですね、党をあげて、DV被害の方を救済するためには、やっぱり蛇口を閉めるじゃないですけど、
加害者を生み出さないっていうことも大切だってことが考えられているようです。
その上で、やっぱり人の足を踏みつけている側って、
踏みつけてることを気づかないことが多いんですよね。
だから誰もがそうした人の足を踏みつけているかもしれないっていう認識を持つことが
大事だっていうことが言われているので、
党としても、所属議員と私のような立候補している者みんなで、
加害者更生プログラムを受けるようにということで開催してくれています。
ただ私がですね、もう選挙活動で本当にいっぱいいっぱいで、一回しか参加できてないんです。
現職議員の皆さんはしっかりと参加して、特に男性議員の皆さんが、1回参加した時に思ったのが、
過去の自分の言動というものをすごく振り返ることになるようなんですね。
ある方がおっしゃってたのが、会社を経営していて、DVって家庭の中の問題になると思うんですけれども、職場での体験という意味で、振り返っていて、
良かれと思ってすごく 説教してしまっていたとか、大声で怒鳴りつけていたとか、
そうしたことも今振り返ると「あれは精神的な暴力だったんじゃないか」っていう
振り返りをされていたんですね。
もしかしたらDVとはちょっと違うかもしれないけれども、
そうした振り返りをするって言うのって、一人の人間としてとっても大事なんじゃないかと思いました。
私も2回3回って参加してれば、
もしかしたら自分の中のそうした加害の歴史とか加害の経験というものも
自分で気づくことになったのかなと思って、
選挙が終わったらもう一度改めて2回目3回目4回目と参加させていただこうと思ってます。
■子ども達や大人達への人権教育について
もういの一番にやりたいぐらいですね。
もともと新宿区議会議員の時にも、新宿会議員選挙で掲げていたのが、
私の場合は男性から女性に生まれ変わったトランスジェンダーっていう、
性的少数者の一人なんですけれども、そうしたことってやっぱり教育現場で先生たちもわかってないし、
当事者とか子ども達もわかってなくて、最初に必要なのって、やっぱり大人側への教育だと思ってます。
もちろん子ども達にリプロダクティブライツアンドヘルスを進めていくってことも大切ですけど、
私はその前に、子どもの教育に携わるすべての大人達がまずはその教育を受けるべきだと思っています。
ぜひ実現したいです。
そのことによって、・・・なんて言うんでしょうね。まず大事なのって大人ですもんね。
子ども達のお手本になるべき大人だから、子ども達の教育ってことをついつい考えがちですけど、
研修とかその前に大人の教育が必要だろうっていうのも当然の考え方かなとも思うので、
まずはそのことを進めたいです。
それからですよね、子ども達にどうかっていうのは。
子どもってものは、もうそもそも真っ白だから、
大人の社会とか大人の世界を見てだんだんこう濁っていってしまう面があると思うので、
そのキラキラしたまっさらな子ども達を汚さないように、まずは大人への教育をすべきだと思ってます。
■ DV虐待被害者への回復サポートやケアについて
DVの方ももちろんですし、それから私は困窮者支援というものをしてきているので、
生活保護の申請同行とかその後の様々なサポートに携わる事が多かったんですけれども、
その時にすごく肌感覚で感じたことが、
精神的に治療が必要だったりケアが必要だったりっていう方がほとんどなんですね。
だから、経済的な支援という面に着目されがちなんですけど、
やっぱり精神的なサポートっていうのがものすごく大事だなっていうのが、私が感じてるところです。
とはいえ、今おっしゃったように、じゃあ心療内科行けばいいのか・精神科行けばいいのかっていうと、
そういった方たちも実際にはDVの事とか虐待の事の専門家ではなかったりするので、
本当にまずは相談窓口の人材育成もしなければいけないと思っています。
その上でどんな支援が必要かっていうのを、
皆さんの声を聞きながら生み出していきたいと思っています。
■児童相談所や家庭相談所の予算・人員不足について
当然のことだと思います。どこもかしこも何も足りてないと思います、人もお金もね。
これすごく大問題で、大きなこと言うと、公務員の非正規化っていうのがすごく勧められてるんですね。
特に、女性支援の現場とか、直接住民市民に寄り添うべき立場の人達って、
ほとんどが非正規職員なんです。
会計年度任用職員っていう格好いい名前をつけてごまかしてますけど、
要は、非正規職員は家庭を持つのはまず無理だろうっていうような待遇なんです。
だからまずは、そんな自分が不安定な状態で真に寄り添った支援ができるわけないので、
私もそうですけれども、公務員をしっかりと増やして、
安定した環境で人生を送ることができるような状況を整えるそのことが、巡り巡って、
より真に被害を受けてる方達とか支援を求めている人たちのサポートができることになると
思っていますから、予算も人も当然に前倍増させるぐらいが必要なんじゃないかと思ってます。
他国に比べてもともと日本って公務員の数が少ないんですよね。
そうしたものをしっかりと拡充させていく、
それがまさにれいわ新選組の掲げる積極財政というものの一つの形であると思っています。
■面会交流強制・共同親権について
断固反対です。もうこれは声を大にして言いたいところです。
DV加害者の方って、DVをしたっていう自覚がないんですね、やっぱり。自分の肌感覚として。
だから、ほとんど家庭裁判所で客観的な証明が出来る身体的暴力だけは何とか診断書があれば、
それでも過小評価されているとはお聞きしていますけれども、 (身体的暴力は)認めてもらえますが、
精神的暴力とか社会的暴力、身体的暴力以外の暴力がDVとして認定されないわけです。
この状況を大きく変えなきゃいけないから、さっきの話の続きになりますけれど、
「身体的暴力だけがDVじゃないんだ」っていうことを、
裁判官とか家庭裁判所の人達に強く意識してもらえるよう働きかけていきたいです。
ある方は「DV被害の方を除けば共同親権でいいじゃないか」と仰っていたんですけれども、
そもそも精神的暴力とか身体的暴力以外の暴力がDVとして認められないから、
多くの方が面会交流が強制されたりして苦しんでるわけですから、その理論は当てはまらない訳ですよね。
(父母で)話し合って選択的共同親権というものでもいいじゃないかっていう話もありますけど、
そもそも対等な関係ではないわけだから、そこでお互いに平等な立場で
「じゃあ共同親権にしましょうね」「単独親権しましょう」っていう話し合いはできないわけです。
支配的な環境にあるわけですから。
そんな中で、当事者に任せて、当事者に選択を迫るというのはあまりにも危険だと思ってますね。
断固として「単独親権が合理的なのである」と訴えていきたいです。
興奮して長くなっちゃいますけど。
だって「2人で共同で子ども育てていくの無理だね」ってなるから離婚するのに、
どうして離婚した後に共同で重要事項を決めていけるのかって、
ちょっと考えればもう無理だってわかることなので、
そのことを強力に声を大にして伝えていきたいですね。
また、声の大きい方達、主に男性の方達は自分の意見を発信できます。
でも被害にあってる方達の多くは女性達で、弱い立場にあるので、声をあげられないわけですよね。
声を上げてしまえば居所が知れてしまって、突然その人がやってくるかもしれないっていう、
ずっとずっと恐怖に怯え続けなければいけないわけですから。
やっぱりそういう声を上げられない人の声・ちいさき声をすくいあげるのが、
私よだかれんの使命だと思っておりますので、
声を大にして「単独親権で良いのだ」ということを訴えていきたいと思います。
■新宿区議会議員時代の会派名
「ちいさき声をすくいあげる会」にこめた想いについて
「ちいさき声」って、DV被害に苦しんでる女性もそうですし、私もそうですし、
あと一人ぼっちで生きてる方とか、私のもとに最近届くのは、
結婚したけれどもお子さんを授からなかったっていう方達もすごく苦しんでるんですね。
「あれ 子どもいないの?」とか「まだなの?」って言われてすごく生きづらい。
そうした方も声を届けてくれます。
また、人から見てはわからない障害とか病気で苦しんでる方達もいらっしゃる。
そうした方たちの声はちいさき声ということになります。
その声をすくいあげて大きな声で国家に届けていきます・政治の場に届けていきますって
お伝えしております。
具体的に言うと、法律や制度に落とし込むということです。
というのが、生きづらさを抱えている人々の困難を解消するためには、
自転車の両輪のように二つの車輪が上手に回る必要があるんです。
1つは 理解・共感・思いやりの車輪、もう1つは法律・条令・制度の車輪です。
その2つが上手に回らないとないと、その生きづらさとか苦しみとか恐怖が解消されることはありません。
だから、気持ちだけで「いや本当に皆さん大変ですよね」って思うのも大事ですけど、
それだけではなくて、もう一つ具体的にやっぱり法律や条例でもいいんですけど、
できればやっぱ法律ですよね、法律や制度に落とし込んでいくことがとっても大事だと思ってます。
法律はどこで作られるかと言うと、やっぱり国会ということになりますので、国会に身を置いて、
そうしたちいさき声を法律に反映させていくということが
「ちいさき声をすくいあげる」っていうことだと私は思っています。
そのために国会議員に立候補したということになります。
■当事者や市民が選挙や政治に参加することの意味
当事者が国会の場に身を置かなければいけないっていうのは、れいわ新選組のモットーなんですね。
これまでも参議院議員に重度障害者の木村英子さん、ALS患者の船後靖彦さん、送り込まれています。
そうした事で大きく変わってきていることも実際ありますよね。
当事者が国会に身を置く、法律を生み出す場にいるって言うのはものすごく大事です。
「私達ぬきで私達のことを決めないで」ってよく言うように、
当事者じゃないとやっぱり分からないことっていっぱいあるんです。
逆に、客観的に見ていないと分からないことっていうのもあると思いますけれども、
その両方を注ぎ込む必要があると思っています。
有権者が諦めさせられている状況、すごく分かります。
でもその結果5割近い方々が選挙に行かないということによって、
権力側にとって都合のいい政治が行われてしまってるんですね。
DVとかも同じですよ。
何度も何度もいろんなことで諦めさせられてきて、
だんだん支配下に置かれていくっていう事をお聞きしたことがあるので、
まさに今国民が国家からDVを受けていて、何度も何度も諦めさせられガッカリさせられてきて、
もう最終的には国に支配されてるような状況。
もう「声をあげても意味がない」って思わされている状況。
DV被害者の方と今の国民ってすごく重なる部分があると思ってます。
でもいつまでも一生DVの被害者でいてはいけないですよね。
だから、みんなで一緒に、一人では難しいと思うから力を合わせて、
スイミーみたいに大きな形になって立ち向かっていく。無力感に包まれてちゃいけないんですよ。
日本って25年間ずっと不況なんですね。
これは政府の誤った経済政策のせいだっていうのもありますけど、
それだけじゃなくて、 私は多様性をパワーに変えられてないからだと思ってます。
多様性ってパワーなんですよ。
だから私のような性的少数者もそうだし、
DV被害を受けたことがある・虐待を受けたことがある、
そうした当事者の皆さんの経験というのもパワーなんですね。
そういうものを1人で声あげるのは怖いかもしれないから、
アシストしてくれる政治家に託すとか、そうしたことで声を政治の中に入れさせていく。
それってつまり多様性はパワーだということになると思うので、
決して諦めない・ネバーギブアップですよね。
自分だけじゃないんだって、そう思える政治家をぜひ選んでいただきたいと思う。
もちろん自分が勇気出して立候補して「当事者の声を届けるんだ」って思ってくれるのもすごく嬉しい。
まだそこまで行かないとしても、
自分の思いを代弁してくれる政治家は誰なんだろうって探すことならみんなできると思うから、
諦めずに、そういう政治家を探してほしい。絶対にいるんですよ。
いい政治家も、いい政党もあると思います。
皆さんの思いを叶えてくれる政党や政治家を見つけて、
その皆さんの尊き一票をしっかりと行使してください。
だって戦前は女性たちに選挙権なかったんですよ。
せっかく手に入れた選挙権ですから、諦めずにちゃんと行使して、
例えばよだかれんちゃんもいます。れいわ新選組もいます。
他にもいろんな素敵な政党や素敵な国会議員・立候補者いると思うので。
選挙ってチャンスなんですよ。
そういう皆さんの想いを届けてくれる立候補者は誰なんだっていうことを
諦めずに探していただきたい。
そして現職の国会議員でそういう人がいれば、諦めずに、
様々な方法でその皆さんの声を届けるように力を尽くして欲しいと思います。
一緒に頑張りましょう!
なんかあたしいちいち答えが長くなっちゃってごめんなさい(笑)